ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

ごぶさたしました

前回のブログ記事は、5月16日。
3ヶ月以上、間が空いてしまい、申し訳ありません。

すでに、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私の母が6月上旬から行方がわからなくなりました。
認知症を抱えていたこともあって、なかなか母の足取りをつかむことができません。
少しでも情報を得られないかと、地域で捜索活動を続けてきました。
残念ながら、行方不明になって2ヶ月を過ぎた今も、母は見つかりません。

このような状況で、ブログの更新もままならず、いつまで続けるべきか、悩んできました。

今も、母を探しています。
私たち家族は、これからも地道に母を探し続けていきます。

一方で、母が無事に帰ってきたとき、この間の出来事を母に見せられるように、ブログを続けて、残しておくことも大事なのではないかと思い至りました。

記事の更新ペースは、これまで以上に遅くなってしまうかとは思いますが、CHARGE症候群を抱えるこどもの育ちを伝えていきたい、との初心に立ち返り、できる限り続けていこうと思います。
お気づきのことやご疑問などございましたら、ブログにコメントをお寄せいただければ幸いです。

 

新しい感染症とともに学校生活を送る日々。

7月末で学校も終わり、夏休みに入りました。

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キャンプにもなかなか行くことができません。
ポップアップテントを広げて、うちにいながらキャンプの気分。

 

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夏休みの作品
くまのぬいぐるみを作りました。

 

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遊園地に行きたい、とゆう。
けれど感染防止も必要です。そこで、人出が少なくなった夕方から出かけてきました。
顔がますます妻に似てきたようです。

 

感染を気にしながらも、家にこもっているだけでは、体力や体のバランス、使い方がおろそかになってしまいます。
そこで、空中に張られた網の上を歩き、跳ね回るアスレチックに出かけました。

 

森の空中あそび 「パカブ」 
http://parcabout.jp/

 

ゆうが、最初にこういうアスレチックで遊んだのは、4歳ごろだったでしょうか。
綱の上に乗せて、登り降りを見せてみましたが、ゆうはただただ泣き叫び、早く降ろせの一点張り。
こういう遊具で遊べるようになる日が来るのか、正直なところ疑問に思っていました。

小学生になり、ゆうが公園にある同じようなアスレチックに自ら挑んでいく様子を目の当たりにしました。
4歳のころのゆうの姿からはまったく想像できません。
ゆう自身が根っこから変わったかのような印象で、以前できなかったからと親の方が諦めたり、思いとどまったりしてしまうと、本人はそのままできずに過ごしてしまうことになりそうだと、少し怖さも覚えました。

そんな親の気持ちを当然気にすることもなく、ゆうはなんのためらいもなく、がしがし登っていきました。
網の傾斜には急なところもあり、最初は手こずっていましたが、何回か登ったらコツをつかんだ様子で、手足をうまく使って登っていました。
登った後、空中の網の上で見下ろすと、なかなかの高度感でしたが、ものともしません。

ゆうの成長を感じつつ、次はどんなことに挑戦しようか。
探し続ける毎日です。

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網の上から                地上から