ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

春から3年生

小学2年生の1年は、新型コロナウイルス感染症による一斉休校など、想像もしないような出来事が続きましたが、なんだかんだとあっという間に過ぎていき、無事に春休みを迎えました。

休校や時差通学、短縮授業がずっと続いていたにも関わらず、2年生の学習内容はきちんと終わったようで、学校の先生方のご努力や工夫に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!

 

小学2年生の終業式は終わりましたが、春休みの宿題も、しっかり出されました。
内容はローマ字学習。
かつては中学生の頃から始まったように記憶していますが、どんどん早まってきて、ついには小学3年生からになったようです。

妻が早口でアルファベットの歌を歌うと、ゆうが目をキラキラさせ、「ママってすごいね~~~!もう一回歌って!」
聞こえる子なら小さい頃から耳にしている歌も、8才で初めて聞くとこんな反応に。

 

在宅で過ごすことが増えたゆうは、この間に検定試験に挑戦しました。
私が小さな頃は「検定」と言えば「英検」でしたが、いまでは「漢字」や「算数」などいろんな「検定」が世の中にあふれています。

今月、ゆうは小2レベルの算数検定を受検し、無事に合格しました。
当日は妻に予定があったため、試験会場には私が付き添いました。
聴覚障害を抱えていることを事前に伝え、必要な配慮、その方法についてやりとりを重ねて臨んだ試験当日。
会場の最前列の席が指定され、傍らに試験官の先生が立って、ゆうに試験開始・残り時間・試験終了の合図をしていただきました。
肩をたたいて知らせるような合図です。
また試験開始前の試験官による事前説明についても、当日読み上げる文章の内容をあらかじめ知らせていただき、ゆうに伝えます。
私は初めての付き添いでいろいろ不安でしたが、本人はいたって平静で、試験の解答用紙にも名前や住所、受検番号などをさらさらと記入。
大したものです。
たくさんの小学生が家族と一緒に試験に臨んでいます。
私自身は、こういう検定の試験監督のバイトをよくやっていたので、試験官からはどう見えるのかな、などと想像しながら過ごしました。

 

春を迎え、海ではわかめやあかもくなどの海藻類がどんどん成長しています。そんな春の海を見に葉山へ行ってきました。

f:id:xh123:20210329020115j:plain

海藻はそんなに好きではなかったのですが、やはり獲れたてはおいしいものです。
ゆうも私も、「わかめしゃぶしゃぶ」など、もりもり食べるようになりました。

 

もうひとつ、写真を追加。
春らしい風景。
この口の形をすること、息をやさしく吹きかける動作が、発音するときには大切だそうです。

f:id:xh123:20210331004744j:plain