ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

師走を迎えて

今年も残すところ、あと1週間。
晩秋から師走にかけての風景をいくつか。

 

会話が大事、気持ちを聞くことが大事。

これまで、妻はゆうに「今日うれしかったことは何?」と聞いてきました。
まるでテストのようなので、ゆうがいやがることもあったけれど、最近ではうまく返せるようになりました。
そこで妻は「つまらなかったことは?」などと調子よく質問を重ねていったところ、ゆうが妻に質問するようになりました。

ゆ「ママ、今日うれしかったことは?」
妻「ええと・・・」
ゆ「あるでしょう!よく考えて!」←このセリフ、いつも妻がゆうに言ってます
妻「ええと、そうだ。~説明~」
ゆ「ふうん、じゃつまらなかったことは?」←これも。
妻「ええと・・・ん~、そんな毎日いろいろないよ!ゆうは?」
ゆ「ママの感想と同じにする、先に答えて」

いやがっても質問が飛んでくるので、ゆうが上手に立ち向かえるようになりました。
私もゆうの話術を見習わねばなりません。

「毎日生きていても特筆すべき感想がない日もあるし、本を読んでもコメントできない気分の時もあるって反省したわ~」とは妻の弁。

ぼっ~っと、普段通りの日を過ごせることが、幸せと感じる日々です。

 

近所の植物園。

ゆうが落ち葉で遊びたい!と言うので、この秋、何度かおじゃましました。
今年は家の近くで過ごすことが増え、今まで気がつかなかっただけで、いい場所をたくさん発見できました。

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しめ縄。

今年も妻と私で、それぞれ作りました。
翌日のゆうの作文に、パパは下手だの、不器用だの書かれやしないかと、心配になります。

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牛の張子。

美術館で開催された、干支の張子に絵を描くワークショップに参加しました。
他の参加者さんとは、まったく一線を画した作品となりました!!!

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先月、ゆうは漢字検定9級に合格しました。
9級は小学2年生の漢字までが対象範囲ですが、今年は休校があったため、学校ではまだ全部習い終わっていませんでした。
検定試験では、一般の受験会場に出かけました。
配慮により、ゆうは、会場のいちばん前の席に座り、たったひとり、注意事項を紙で提示され、受験しました。
みんなと同じように受けられるチャンスであり、場慣れの最高体験と妻は言います。

結果が届くと、ゆうは「合格したので、鬼滅のぬいぐるみがほしい!」とサンタさんに手紙を書いていましたが、妻は「フィンランド人はな、鬼滅を知らんわ。残念やな~」と一蹴。
ゆうの反論が聞きたいところ。

もうすぐ今年も終わろうとしています。
よいお年をお迎えください。