ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

暖かい秋

今年の秋は、なんだか暖かい気がします。
気がつけば、もう11月も終わりが近づき、年が変わるまで30日と数日。
早いものです。

秋と言えば、スポーツ。
今年は小学生として初めての運動会。
1年生として、運動会開会早々の徒競走に、ゆうは1番手として登場。
同級生の女の子と2人で一緒に走りました。
号砲が鳴り、2人はいっせいにスタート。
私たちは、カメラとビデオを手に、雄姿を追いかけます。

するとまもなく、ゆうの姿が視界の隅に、あれ?
第1走者なのに、いきなりの転倒。
会場が笑いに包まれます。
私も思わず、ここでこけるかよ~と声を出しながら、笑いながら、ビデオでゆうの姿を追いました。

手足についた砂を気にしながらも立ち上がり、再び同級生の背中を追いかけ、ゴールをめざして走り出しました。

多少ふらつきながらも、見事に完走。2位獲得!
泣きもせず、走り続けた姿に成長を感じました。

 

最近は、夕方、家の近くをストライダーに乗って走り回っています。
時間にすれば30分ほどですが、細かい段差をものともせず、足を器用にさばき、バランスをとって、ずいぶん速く走れるようになりました。
以前は、私が歩くスピードにも追いつけなかったのが、今では私を置き去りにさっそうと走っています。

そこで、次のステップに進もうと自転車の購入を検討中。
お店で試乗してみますが、ペダルを踏んで、まわす動作が難しい様子。

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無事に乗り回すことができるでしょうか?

 

CHARGE症候群のこどもの特徴のひとつとして、体幹のバランスが不安定な点も挙げられます。
ゆうも、これまで専門家の指導を受けたり、体育の先生に教わってきたりしました。
体を動かしながら、自分で自分の体を支えて、バランスをとる動きを積み重ねていくしかないのかなと思い、これまで海山に連れ出してきました。
正直なところ、どれだけ効果があったのかはわからないのですが、友達同士で遊ぶときなど、自分から積極的に走って追いかける様子を見ることも増え、動くことをいとわない気持ちは身についたのかなあなどと感じています。

これからも、あちこち連れ回そうと決意を新たにする秋でした。

 

最後に、今年通い始めたお花の教室から。

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柳の芽はピーナッツみたいだと書いていました。
たしかに。

こないだお友達の畑で落花生を収穫し、ゆでてむいて食べたばかり。

それ以来ピーナッツにはまっています。