ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

6歳!

おかげさまで、無事に引っ越しを終え、新しい住まいでゆうは6歳を迎えました。
ゆうのリクエストに応えて、じいじばあばからはLEGOドラえもんのマンガ、私たちからは、ゲームをプレゼントしました。
ばあばいわく「まさかマンガが読めるようになるなんて、うれしくて全巻買っちゃった。」
ゲームは、入院中にお友達が自由自在に操り、ゆうも一緒に遊ばせてもらったらしく、ずいぶん前から要求されていました。
ただ、買ったはいいものの私がゲームにとんと疎く、うまく遊べずに今に至ります。ゆうのイライラが募る日々です。

「6歳になったら〇〇する」と以前から本人は誓いを立てていて、誕生日の朝からさっそく実践。
スプーンを使わず箸で食べる、高低差がある段差でも手をつながず、まずは自分でトライする、などなど。
早生まれなのでクラスメートがみんなすでに6歳になっていて、憧れの気持ちもあったようです。

昨年の夏、ゆうは現在通っている学校とは別のろう学校の体験授業に、何回か出かけました。
小学校に進学するタイミングなので、ゆうにはいろんな学校があることを知ってほしいと思ったからです。
今の幼稚部に入る前にも、いろんな学校、療育施設をめぐっていました。
同じような感覚で、あちこち出かけて行きました。
さまざまな選択肢の中で、本人が何を感じ、はっきりと気持ちを表すかどうか、正直なところわかりませんでした。
最終的には、本人の意思と私の仕事の事情も考えて、今とは違うろう学校に進むことに決めました。

f:id:xh123:20190228000324j:plain

6歳!

小柄なゆうが背中よりも大きなランドセルを背負い、雨の日は傘をさして、電車とバスを乗り継いで通学し、5時間目まで授業が受けられるだろうか。
4月からの学校生活を思い巡らせています。

 

ゆうが1歳半から続けてきたこのブログ「ゆうびん」も、ついに小学校入学間近となりました。
いつも温かくお読みいただき、ありがとうございます。