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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

春うらら

あっという間の桜でしたね。
なんだか今年は、見ごろの期間がえらく短かった気がします。
我が家では、先週、軽く花見をしてきました。
ゆうは、だいぶ髪が伸びてきたので、そろそろ切ろうかと思っていましたが、髪を結んで送信コイルを引っかけると、わりあい外れにくくなることがわかったため、とりあえず伸ばすことにしました。

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さて、最近、ゆうと過ごしていて、ずいぶん変わったなあ~と感じるのは、本人が自分の気持ちや意思を、私(相手方)に伝えようとすることです。
今までは、私が○○するよーとジェスチャーなりサインを示すと、それに対して、マネをしてみたり、笑顔になったり、無表情だったり、無視してみたり、という感じでした。
どちらかと言えば、受け身な感じです。

例えば、これまでは、ごはんを食べている時、トマトを私が口に持っていくと、気に入らないので、口をキュッとつむっていました。
今では、私がトマトを持つと、私の持つ手をたたく、はらいのける、私を見て首を振ってイヤイヤをする、というように。
なんとなく、自分の気持ちをはっきり相手に伝えようとしてくれてるのかなーと思えて、変化というか成長を感じます。
(ちなみに、トマトは嫌いなわけではなく、気分が乗れば食べます。どうやら食べたいタイミングがある様子。)

人工内耳は、装着してからかれこれ2ヶ月半経っていますが、音に対する明確な反応を感じることは少ないです。
ただ、朝起きると、すぐに耳を指さしたり、送信コイルや補聴器が外れると、声を出して知らせてくれたりするので、何がしか音を感じているのかなあ、と受けとめています。
「聞こえ」について、こちらの望みを押しつけてみても仕方ないことなので、ゆうがコミュニケーションをとりやすい方法を探りながら、日々を過ごしています。

というわけで、我が家では手話の学習を始めていますが、これがなかなか難しい。
難しいというより、とっつきにくい感覚があります。
私たちが使っている言葉よりも、なにやら奥行きがあるような印象で、体全体を使って表現する感じがします。
私はまだ読み終わっていませんが、妻はこの本を読んで、手話の世界に感銘を受けておりました。

 

手話の世界へ (サックス・コレクション)

手話の世界へ (サックス・コレクション)

 

 

また最近は、ゆうの方から、これはどういうサインか?と尋ねてくることも出てきたのですが、こちらの語彙力が乏しいので、むにゃむにゃお茶を濁してしまっています。
まったくの初心者なので、あれこれ読んだり、見たりしながら、やりとりを続けています。
今日から、NHKのEテレでこんな番組も始まったので、一家でお勉強します。

www.nhk.or.jp


コミュニケーションのありようを書くことが多いですが、運動面でのゆうは、というと、まだ立つことはできません。
近頃は、ハイハイから高バイをしてみたり、壁などを支えにして伝い歩いたりしてます。体を起こそうとする仕草をよくしているので、立ち上がろうという意欲は感じられるのですが。。。

先日、お邪魔した療育センターでは、これまでひとりでちゃんと乗れなかったおもちゃの車にまたがり、両足で前に進めるようになっていたので、少ーしずつかもしれませんが、発達しているようです。
いつの間にかできるようになってるので、見逃さないよう気をつけねばなりませんねえ。
というわけで、これを期に、家にもおもちゃ車を導入してみました。
ハンドルをくるくるまわすのが楽しそう。
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(これはこどもの国のボート。得意げに操るゆう。)

男の子は乗り物好き、とよく言われますが、ゆうもその道を進むのでしょうか。
父としては、鉄道を好いてほしいのですが、どうでしょう。