ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

いろんな遊びに挑戦中

こどもは、なんでも遊びに変えてしまう達人とも言われますが、最近のゆうも、家の中、外を問わず、時に激しく興奮?しながら、遊んでいます。

例えば、車の中。

ひとり後ろ座席に座るゆうは、退屈な様子。
なので、後ろから声を出し、あるいは怒りながら、ちょっかいを出してきます。
助手席で、妻がスマホをいじろうものなら、それを見逃さず、手話を交えつつ、「よこせ!」と言わんばかりにうなり声を荒げます。

静かになった、と思ったら、手話でブツブツ・・・「踏切だ」「信号だ」など。


最近は、運転中に私がつけているサングラスがお気に入りの様子。

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以前、つけさせた時は、すぐむしりとっていたのに、今ではお気に召したご様子で。

 

ただ、いろんな遊びを覚えたせいか、乗り気でない時は、厳しく拒否するようにもなりました。

カードを使ってお勉強(カードに描かれたイラストの手話を尋ねる)しよう、と誘っても、にらんだり、無視したりすることもしばしば。

こちらも手を変え品を変え、というわけで、カードや木の絵札(矯正展で買いました)を床にまき、かるたの要領で、手話の当てっこをはじめてみると、やはり楽しく遊んでくれました。
妻が、床に散らばったカードの絵柄を手話でやってみせて、どのカードかを当てっこをするわけですが、すぐ分かって手に取るものもあれば、じーっくり探して当てることもあり。

楽しく遊びの中でことばを獲得する方法、模索が続きます。
おじいちゃんおばあちゃんに褒められ、おだてられ、得意げなゆう。

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ゆうは、2歳4カ月を迎えましたが、まだ立って歩くことができません。
手をつないだり、体を支えながらでも、長い時間、立っているのはしんどい様子。
体の芯を支える力が、まだ足りないような感じです。
これもチャージ症候群の特徴のひとつだと思いますが、いわゆる「腰が据わった」ようなところがなくて、芯が弱くて、体がゆらゆらくにゃくにゃしたような感じがあります。
そんな中、最近できるようになったのが、三輪車遊び。
これまでは、露骨に乗るのを嫌がったり、逃げ回ったりしたり、やっと乗っても、後ろに下がるだけでしたが、近頃は、前に後ろに進めるようになってきました。

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変化の速さには、感心するばかり。
これはできなかったからやめとこう、と思うのをやめよう、と思いながら過ごしています。