躍り出る
今日は、ランドフェス主催、音とっとワークショップに参加してきました。
世界のあちこちにあるパーカッション(打楽器)に触れ、楽しむ企画。
妻は盲学校に通うお友達を誘って、参加しました。
会場には、障害あるなしに関わらず、たくさんの子どもたちが来ています。
まず、手作りのパーランク(たいこ)に、自由に絵や飾りをつけていくワークショップ。
手形はゾウになりました。
アフリカのタイコを打つ
東南アジアの竹でできた木琴をたたく
木や竹、金属でできた、世界各地のさまざまな楽器が紹介された後、みんなで演奏することになりました。
最初はパーカッショニストの方が指揮棒を使い、それに合わせてみんなで楽器を鳴らします。
次に「誰かやってみたい人?」と一言。
手をあげた子どもが指揮棒で、みんなの演奏を促します。
すると、ゆうが手話で「指揮をやりたい」、と。すぐさま妻が手をあげました。
ゆうが指名され、妻に手を取られながら、みんなの前でダイナミックな指揮を披露、満面の笑みを浮かべます。
その後、ミュージシャンによる生演奏中、「一緒に踊ってみたい?」とニタニタした妻がたずねると、なんとゆうはたったひとり前に躍り出ました!!!
自分の希望を伝え、自分を表現する。
大人になると難しいんだな。
まっすぐなゆうが光って見えました。
舞台の上で劇を観る
なにごとも、まずは行ってみて、見てみることを心がけている私たちは、ネットやチラシ、口コミでイベントを見つけては、どやどやと繰り出す日々を続けています。
先日は、こちらのお芝居に。
http://moratoriumpants.wixsite.com/nextstage
絵本の「おばけリンゴ」を題材にしたものでしたが、今回は舞台の脇にしつらえられた席で鑑賞できることに。
目の前で繰り広げられるお芝居に圧倒されつつも、1時間半を越えてくると、ゆうも刺激に慣れてしまった様子。まあしかたありません。
劇そのものだけでなく、舞台上での演者さんの息遣い、かけあい、袖から出てくる間合い、客席に並ぶお客さんの様子など、これまで見たことのない視点から楽しむことができました。
4歳になりました
ゆうは4歳の誕生日を迎えました。
今年は心臓の根治に向けた、オペをするかもしれません。
この4年間を振り返ると、しんどいことや先の見えない不安、さまざまな感情がうずまいていた時期がありました。
多くの時間、向き合ってきた妻は、よりつらい時があっただろうと想像します。
感謝の気持ちでいっぱいです。
0歳のビデオを見てみると、ゆうをお風呂に入れながら「いつか一緒に入るのが夢」などと言っている自分がいました。
今は休みの日にはゆうと一緒に風呂に入っていて、そんなことを言っていたこと自体を忘れていました。
大変なこともあるけれど、ゆうの笑顔がたくさん見られる毎日を積み重ねていきたいと思っています。
ろう学校でのお誕生日会
ろう学校で、2月生まれのお誕生日会がありました。
2月生まれはゆうひとりだったので、主役の会。
生い立ちから今までを、ゆうが手話で紹介しました。
2月20日にうまれたよ
1さいのとき、おすわりができたよ
2さいのとき、いぬにすわれたよ(笑)
3さいのとき 、ろうがっこうにはいったよ
4さい、みんなよろしくね
あめ降る、つき夜のじてんしゃ
我が家の画伯、病院診察終わりに新宿にある美術館へ。
http://www.sjnk-museum.org/
家路について、創作を始めました。
そして完成したのが、こちら。
あめ、つき、じてんしゃ。
あめ降る、つき夜のじてんしゃ。
もちつきと木の工作
土曜日、通っているろう学校で、幼稚部のお友達と一緒にもちつきをしました。
うすやきねも本格的。
つきあがったおもちに、あんこやゴマ、きなこ、しょうゆをつけ、海苔を巻いていただきました。
やはり、つきたてはおいしかったです。
おやじもつきました。今日、腰が痛いです。
続いて、日曜日、近くの障害者福祉サービス事業者のみなさんの指導を受けて、木の工作をしてきました。
さまざまな大きさ、形の木を自由に選んで、見たこともないような道具も使い放題で、子どもたちが思い思いに作品を作っていきます。
我が家は妻主導でこんな作品、
帰ってからシルバニアファミリーの横に置いたら、ピッタリ!
これまで、ゆうも「かなづち」や「くぎ」を言葉としては目にしていましたが、やはり実物を見て、触って、使ってみることで、より言葉が身につくのではと考え、とにかく手を動かします。
私も、久しぶりに、のこぎりをひき、とんかちをふるうと、なんだか楽しくなってきて、あっという間の工作でした。
ありがとうございました!
どんど焼き
お正月を迎えて作った門松や書き初めを持って、どんど焼きに出かけてきました。
今回は、横浜海の公園のどんど焼きへ。
砂浜に設けられた斎灯は高く、迫力があります。
お団子は売り切れてしまったので、模擬店に並んでやきとりを買い、上空のとんびをかわすため、松林の中で食べます。
そうこうするうちに、火入れ。
食べ終わって火にあたりに行くと、もうこんなに小さく。
あっという間ですね。
風が強く寒かったですが、凧上げをして帰りました。
そして、今年2度目の舞台観賞。
体の動きを、こんな風に見せられるのかといちいち驚き、あっという間に終わりました。
ゆうもダイナミックな動きに興奮していましたが、0歳児から入れる回だったので、子ども連れも多く、周囲にあまり気をつかわなくて済むのもありがたかった。
自分が小さい頃、こんなにたくさん舞台を観たわけではないのですが、ゆうの中でどのように蓄積されていくだろう、と気になります。
覚えてないかもしれないけれど。