ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

4年ぶりのふもとっぱら

2014年9月。
ゆうが、1歳半を過ぎたころ。
はじめて、テントに泊まりキャンプに出かけました。
それが、富士山のふもと。

ふもとっぱら - fumotoppara.net - でした。

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 耳が聞こえないことがわかり、チャージ症候群の診断を受け、チャージの会の夏の集いに参加した後、9月の連休のこと。

 とにかく、ゆうにいろんな経験をさせよう。
そう思いはじめて、行動に移したのが、このキャンプだったでしょうか。

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あれから4年。
今回の「ふもとっぱら」は、ろうや難聴のお友達家族と一緒です。
4年前、こんなふうに仲間とキャンプに来られるなんて、まったく想像できませんでした。
あれやこれやと動き続けてきた4年間でしたが、こうして振り返ってみると、動いてきたなりに、ゆうや私たちの視野や世界が広がってきたのだな、と実感します。

良かったなあ、と思いつつ、まだまだこれから、先は長いな、とも。

 

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今年のふもとっぱら。
テントとタープ、車がひしめいていました。
帰る日の朝、ようやく姿を現した、富士山。

 

最後に、こないだの出来事から。
ゆうがグローブがほしいと言いました。

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公園に遊びに行くと、遊具を使って体を動かした後、棒きれと石で野球ごっこをするのが、ここ最近の流れでした。
そこで、おもちゃのバットを買おうかと提案すると、ほしい!とのこと。
ホームセンターへ買いに行くと、ゆうが横にあるグローブを手に取り、これもほしい!と。

こんな日が来るとはなあ。
来たらいいなあと思ったけど、ほんとに来るとはなあ。