ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

授業参観

「のんびりしすぎだよっ!」

「早く食べてっ!」

朝から、妻の声が部屋中に鳴り響きます。
私も小さい頃から朝が苦手で、ぼーっとしがちだったので、昔の記憶がよみがえり、気が休まりません。

学校に行くのがイヤだとぐずることもなく、遅刻もせず、毎朝ニコニコと学校へ通っています。


あまりにも楽しそうな様子なので、先日私だけ授業参観に出かけてきました。

私が知っている授業参観の光景は、教室の後ろにずらーっと親が並んでいて、私たちこどもも後ろからの視線を浴びせられ続けて、どことなくそわそわし、いつもの授業とはまったく異なる雰囲気でした。
そんな先入観をもって授業を見に行きましたが、ゆうは授業中、私に気づいても、あーいるのか、という感じで、特に気にするそぶりも見せず、先生や友達と盛んに言葉を交わしていました。

その様子は、心の底から1年生を楽しんでいるようで、あーよかったなあ、と安心すると同時に、ゆうが少しだけ独り立ちに向けて歩みを進めたようにも思え、なんだかしみじみしました。


 学校では、もっぱら手話でみんなとコミュニケーションしていて、先生や同級生、上級生たちと言葉を交わせることが、ゆうにとってなにより楽しい様子。

上級生の誕生日、メガネを買った時期(笑)、習い事などもよく知っています。

妻もたまに学校へ行くと「ゆうのママ!」と呼び止められ、「みんなかわいいねん~」とのこと。

私も手話を学ばねば!


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特に週末はたくさん宿題が出て、ドラえもんのび太のように机に向き合う時間も増えました。
そして、新たな習い事として、

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お花を習い始めました。

「むしより、きょうりゅうより、はながすき」とゆうが言ったらしく、「何の花がいちばん好きなのよ?」と妻が聞いたら、「シャクヤク?!」と答えたそう。

キラ~ンとした妻が、華道教授を探してきました(笑)

小さい頃から花柄のズボンをあれだけはかされたら、まぁ花も好きになるよねって。。


そして週末は、

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傘にシールを切り貼りして、オリジナル傘を作ったり、

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顕微鏡でおたまじゃくしの口や足がどうなっているかを観察したり、

神奈川県立生命の星・地球博物館 http://nh.kanagawa-museum.jp/index.html のイベントでした)

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なつかしのゲームで遊んだりしています。


明日は田植えだそうですが、もう少しで1学期も終わり。

小学生初めての夏休みにゆうとどう過ごすのか、ぼちぼち考えていきたいと思います。