ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

味噌づくり 海苔づくり

前のブログからすっかり時間が経ってしまいました。

この季節、私が流行のインフルエンザにかかってしまい、その後、息子、妻と相次ぎ感染。

最初、体調がよろしくないと妻に伝えたところ、「気合いが足りないのでは?」との言葉。動けないわけでもなかったので、そのまま時を過ごし、念のため診察を受けたところ、この結果となりました。
悔しいやら恥ずかしいやら、なんとも言えません。

今月、ゆうは心臓の根治手術を予定していたのですが、ぎりぎり手術日の2週間前にかかり、慎重を期すために手術も延期に。

ゆうの春休みは手術と療養に励む予定でしたが、スケジュールを再調整せざるを得なくなりました。

 

そんな日々の中、なんとか参加できたのが、味噌づくりと海苔づくり。

味噌づくりは、ご縁があって視覚障害聴覚障害のお子さんのいる家族と一緒に、それぞれの家族のペースでにぎやかに体験しました。

まず、用意していただいた大豆を手で押しつぶします。

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つぎに、麹と塩を混ぜたものと押しつぶした大豆をよく混ぜます。
ボウルに入れて、手でよーく混ぜます。

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よーく混ぜたら、団子のように丸めてジップロックに移し、そのまま秋にできあがるまで見守ります。
上手にできているといいなあ。

 

そして海苔づくりは、こちらで体験しました。

大森 海苔のふるさと館

平和島競艇のすぐ近く、子どもの頃から少しなじみのある地域ですが、こんな施設があるとは知りませんでした。

予約開始当日、妻が1時間以上電話をかけ続け確保することができた、大人気のイベントです。
ここ、海苔のふるさと館では、海苔ができるまで、この地域で海苔づくりがとても盛んだったこと、そしてそれができなくなってしまった歴史。
知らないことを学びながら、実際に身体を動かして、海苔づくりを体験できます。

まず、簾(す)の上に置いて木枠に海苔を流し込みます。

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簡単そうに見えますが、均等に海苔を流し込むのはなかなか難しい。

それを持ち上げてできあがり。

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この海苔をつけた簾を持って外に出て、天日干しします。

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お日様越しに海苔をみると、海苔に濃淡があることがよくわかります。

海苔は食材としては当たり前のように食卓に並びますが、それを作るプロセスはなかなか手がかかることを身をもって感じることができました。

体験の後、試食した焼き海苔のおいしいこと。
実は、海苔は苦手と言い、玉子の握りに巻かれた海苔をとっていたゆうが、その日の昼に食べたお寿司では海苔ごとモグモグ。

連れてきた甲斐があるというものです。