ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

大きな栗の木の下で

ゆうが通う聾学校の幼稚部では、季節に合わせて毎月の歌が決まっているそうです。
今月は「大きな栗の木の下で」。
小さい頃、私も歌いましたし、何となく今も振付を覚えています。

「帰り道に栗の木があって、ゆうにあれが歌に出てくる栗の木や!と言うねんけど、小さくてグッとこない。本当に大きな栗の木の下で、歌うのだ!」と妻が言い出し、見つけてきたのはこちらの観光農園

www.suzukien.com

完全予約制、朝10時半集合、さらに台風一過の栗拾い。
気合いを入れて出かけてきました。

生まれてはじめて、こんなに栗のイガが落ちているのを見ました。

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ひとつのイガに1つ入っているのもあれば、3つ並んでいるものもあり、栗にも「筑波」や「国見」などいろんな品種があるようです。
素人には、見た目ではわかりませんが。
一般的に栗の木は虫に食われやすく、大きな栗の木はまれ。
こちらの農園でも樹齢20年ぐらいだそう。
柿などとは違い、毎年の収穫量にバラツキはないそうです。
小1時間、蚊と戦いながら、足でイガを開き、トングで栗をつまみ出しました。

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拾い集めた栗は、水で洗っていただき、虫食いの穴がないかを簡単に見ていただいて重さを量ります。
我が家は、1.4キロほどの収穫でした。

台風一過で、真夏のような暑さでしたが、周りを見渡せば彼岸花が咲き、栗や柿、キウイが実り、すっかり秋のよそおいですね。

来月は体育祭。

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