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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

牢屋の番人

3泊4日のキャンプに出かけてきました。
今回は、他のろう学校に通うお子さんの家族と一緒でした。
手話関係のイベントに出かける中で、たまたま何度か出会って親しくなった方からお誘いいただき、初めての参加です。

ゆうだけが別のろう学校、みんなお知り合いといった中に加わるので、私は大変緊張しますが、妻とゆうはすぐに輪の中へ飛び込んでいきました。
幼稚部はゆうだけで、主に小学部高学年の子どもたち。
一緒に遊ぶのは難しいかな?と見ていたところ、お兄ちゃんお姉ちゃんが手をつないでいろいろな遊びに連れて行ってくれました。
ドロケイが始まり、子どもたちが走り回り、歓声が聞こえてきました。
もちろんゆうがそこに加われるはずがなく、どうしているかな?と思っていると、ゆうの楽しそうな声が聞こえてきます。
気になって様子を見に行ったところ、ゆうはなんと「牢屋の番人」という大役を任されていました。
そして番人ながらも、牢屋に閉じこめられた囚人に遊んでもらい、喜んでいる声でした。
走り回れないゆうに配慮し、子どもたちは自然になかまに入れてくれていました。「パパも来たの?じゃあゆうと一緒に、ちゃんと見張っていて!」と言われ、しばらく私も番人役をしました。

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   アリの巣を観察するゆう

釣り、磯遊び、バーベキュー、温泉など、たくさん楽しいことがありましたが、「牢屋の番人」を考えてくれた子どもたちの気持ちがうれしく、キャンプでいちばんの思い出となりました。

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