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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

初めての舞台

と言っても、演じる方ではなく、観る方です。

久しぶりに下北沢に出かけて、こちらの舞台を観てきました。

tokyoningyoya.com

ゆうにとって、セリフがなく身体を存分に使った表現を目にするのは、おもしろいんじゃないか、と妻が探り当ててきたイベントです。

会場はホールだったのですが、こういう場所に来るとたいがいは音楽会なので、ゆうは座席に落ち着くと、「音楽会」と手話で話しかけてきます。
相変わらず、勘がいいなと思いつつ、いやいや今日は演劇を観るのだ、と伝えます。

腑に落ちていない様子でしたが、開演前に客席にやってきた小鳥?を演ずるお姉さんとふれあってテンションが上がり、そのまま劇へと流れ込みました。

多くの演目がありましたが、言葉がなくても、これだけ身体を使って表現でき、多くの人に伝わるものなんだな、と改めてしみじみ感じさせられる、あっという間の1時間でした。

ゆうはというと、子どもたちの一生懸命な踊りを凝視したかと思えば、仮面をつけた人形たちが怖くて泣き出し、パントマイムを観ながら気持ちよく眠くなってきたかと思えば、「CRAFT」を時に笑いつつ、手でマネをしたり、身体を動かしながら楽しそうに過ごしていました。
1時間だと、途中で飽きてしまうかなーと少し心配していましたが、杞憂でしたねえ。

劇中にふとゆうを見ると、舞台から視線を外して見入っているようだったので、視線の先を見ると、そこには演者の影が大きく写し出されていました。
あまり舞台を見る機会がなかったのですが、劇場で演劇を観ることのおもしろさを実感できました。

小鳥さんのマネが気に入ったようで、帰り道では、口に手をあて「ピヨピヨ」するしぐさを繰り返していました。

本当に、濃厚な時間でした。
ぜひまた観たい!

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