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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

サインネーム

手話であらわすニックネームをサインネームと言います。

聞こえる人なら〇〇ちゃんと呼びますが、聞こえない人が毎回あだ名を指文字であらわすのは大変です。

そこで身体的な特徴やクセをとらえたオリジナルの手話がサインネームです。

幼少期についたサインネームは生涯使われることが多く、豊かな手話経験を持つ方が、私たちに代わって名付け親となってくださいます。


はじめに、考えていただいたのは、ゆうのまつげの長さを現わして、指文字の「ゆ」(指を3本、手の平側を自分に向けて立てる)をまつげの位置から上向きにする、というもの。

たしかに、買い物で街を歩いていても、おじさまおばさま、おねえさまから、あら~長いまつげね~、かわいいね~、うらやましい~、とのお声をいただくので、長いまつげはゆうの特徴です。
ただ、ちょっと女の子っぽいかもなあと思っていたら、先週、手話の「確認」(人差し指と中指を曲げて、指先を目に向け、2回左右に動かす)と指文字の「ゆ」を合わせたサインネームを考えてもらいました。

ゆうは眼力が鋭く、いつもまわりの状況を観察し、確認しながら動いている特徴をとらえているように感じます。

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【女子高生にエクステじゃね?と言われたゆうのメーテルまつげ】

 

ある国では聴覚に障害のある人を「眼の発達した人」と呼ぶそうです。

聴覚を補償する作用として見る力が発達する。
ゆうと2年あまり過ごす中で、なるほどと思うようになりました。

以前ブログにも書きましたが、ゆうはバーコードを見てピアノだと言ったことがあります。
先日は模型飛行機の機首を指差して、新幹線と言いました。
新幹線に翼をつければ大空を飛ぶかもしれません。

曇りのない眼から浮かぶ表現にはっとさせられています。