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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

数字を覚える 数を数える

ゆうと一緒にお風呂に入る時、湯船から外に出る前に、5つ数えることにしています。
人差し指を1本立てて、「1」、ピースして「2」と続けて、「5」まで。ちなみに、「5」は握りこぶしを縦にして、親指を上に立てるのが手話。手を広げてタッチしてから外に出ます。

段取りを記憶するのが得意のようで、何回か繰り返していたら、ゆうの方から、指を動かしカウントするようになりました。

エレベーターに乗ると、階数表示が出ますよね。
それを見て、「1」「2」とサインを繰り出すと、また大興奮の様子。

どうも数字に興味がありそう、と考えた妻は、数字が書かれたカードや数字の数だけ同じ絵が描かれたカードを用意して、ゆうに数を教えています。
もう、「10」までは、数字を見せれば、手話で返してくれます。ただ、「2」や「3」は指がきちんとたためないようですが。

はじめの頃は、数字をただの模様ととらえて、それをサインとして出しているのでは、とも思えましたが、小さな数字では、数える、ということもわかっているような雰囲気です。

ゆうと勉強していると、私たちが、当たり前のこととして処理している、言葉にひもづく大きな意味を意識させられます。
例えば、私たちが食卓で缶ビールを飲む時、ゆうは「お酒」の手話を出してくれるようになりました。覚えが早い、と思っていましたが、昨日、出かけた先で100%のニンジンジュースをゆうに買ってあげたところ、「お酒」の手話をして、喜んでいました。
こちらは、当然、んんっ!?となるわけです。
どうやら、缶の飲み物を手話でいうところの「お酒」と理解していたんだとわかりました。
言われてみれば、そういう整理もできますよね。
なるほど、そういう見方もできるから、そのカテゴリー分けを意識しながら、言葉を伝えていかねばなあ、と実感するできごとでした。

言葉が持っている意味の奥行きや広がりを感じますねえ。

 

ろうの子は、指差しから、意思表示を始めて、徐々に身ぶりやサイン、手話などの言葉へとつながっていくようです。

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近所の写真屋さんで優秀賞獲得!

「あそこにいるのは・・・・・・・」

 

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「・・・僕!」