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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

ごぶさたしました

1か月、間が空いてしまいました。
ブログを名乗りながら、日記どころか、週刊、はたまた月刊となりかねないところですが、あまり気負わず、ぼちぼち書き留めていきたいと思います。

さて、このひと月の間、なによりの変化は、手話の語彙数が相変わらず増え続けている、ということでしょう。
にんじん、たまねぎ、のような固有名詞を、一度教えたら、だいたい覚えてくれます。
その記憶力は、私なんぞ足元に及ばない気配を感じるほど。

近頃は、スーパーに買い物へ行くと、カートに乗っかりながら、にんじん、とか、ピーマンなど、覚えている言葉を実際に見せてくれます。

また、独り言のように、一人で指を動かすのもしばしば。
それを見つけては、なーに、と話しかけて、なるべく会話へとつなげるよう気をつけています。
私には似ず、ずいぶんおしゃべりな本性を現してきたようです。

毎日の行動パターンを覚えているのか、私が家を出ると、おやじは車か、仕事か、などと妻に話しかけてますし、僕は風呂に入るから、お母さんは料理してね、バイバイ、と表現したりするようになりました。
日々の行動を予測して、それを今の出来事につなげたうえで、手話なりサインなりで、私たちに伝えてくれることが増えました。
正直に言って、こんなに早く、これだけコミュニケーションをとれるようになるとは、あまり想像できませんでした。
「親ばか」なんでしょうが、なかなかやるな、賢いな、と思っています。

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これは、大好きな「こどもずかん」を読んで、そのマネをしているところかな。
喜んだり、怒ったり、泣いたりしているイラストの表情を指さすと、マネしてやってくれます。
なかなか役者です。
横にいるももたろう(フレンチブルドッグ♂)の冷静な表情と対象的です。

なんでこんなに語彙が増えたのかなあ、と思い返すと、やはり、一番長くゆうと一緒にいる妻が、手を変え品を変え、ゆうに手話やサインを教えているから、そのがんばりが大きいんだろうと思います。
そして、このひと月では、ろうのこどもたちがたくさん集まるクラスに通い出したことが大きいです。

こちらの乳幼児クラスには、たくさんの親子が各地から通ってきています。基本的に、日本手話を使って、いろんな遊びやゲームをして過ごします。
お昼は、先生たちや親子一緒に弁当を並べて食べるので、手話の勉強方法や教える工夫、ふだんの過ごし方など、いろんな話を聞くことができ、時間があっという間に過ぎていきます。

ゆうは、先生やまわりの子どもたちの身ぶり手ぶりを観察し、それに合わせて動いていて、改めて観る力の高さ、読み取って行動できる勘の良さを感じます。
そうしたゆうの普段家では見せない姿を目の当たりにすることができるのも、このクラスの特徴でしょうか。本当に楽しそうに過ごしていて、こんなこともできるんだ、すごいなあ、と気づくことばかり。

言葉は、使うことで学ぶスピードも速くなる、まさに実感させられます。

 

というわけで、まもなく6月。
長くなった髪を切り、夏をさわやかに迎える準備を進めています。

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