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ゆうびん

CHARGE(チャージ)症候群という先天的な疾病を抱えて生まれた裕(ゆう)と過ごす風景を書き連ねます。

3回目の手術

無事、終わりました。

月曜午後入院、火曜午前手術、水曜昼退院。

あっという間。
ほんとに手術したのか、と思ってしまうほどで、あまり実感がわきません。

ゆうにとっては、生後すぐの心臓の手術、今年1月の人工内耳に続いて、3回目。
全身麻酔をかけての手術ですし、親としては、それなりに手に汗握りながら、心配してその時を過ごすのですが、手術室から帰ってくるゆうの様子は、ちょっと機嫌が悪いくらい。
今回は、のどが渇いたようで、盛んになんか飲ませろ、と手話をしますが、術後すぐなので、飲食禁止。こちらが手話を無視するので、お怒りのご様子。そして、ふて寝。

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手術後3時間が経ち、お許しが出たので、さっそくたい焼きをかぶりつく。
なんとも大物感あふれる。たくましい振る舞いです。

今回は、停留精巣の手術でした。
お母さんのお腹にいる時、男の子の精巣は自分のおなかの中で生まれ、出生までの間に徐々に「袋」の中に納まるそうです。
時に、生まれても精巣がおなかの中にのこってしまう赤ちゃんがいて、そのままにしておくと、機能が損なわれたり、悪い腫瘍になることもあるそうです。

日本泌尿器科学会-The Japanese Urological Association (JUA) こんな症状があったら - 「子供の精巣が降りていない」と言われた - 一般のみなさま向けサイト

www.twmu.ac.jp


よって、手術をしなければなりませんが、そのタイミングが重要。
あんまり体が小さいと精巣や管を傷つけるリスクが高まります。
逆に、大きくなってからだと、デリケートな部分の手術なので、違う難しさが生じます。
だいたい1歳から遅くとも2歳のうちに、と言われていたので、小児外科の先生と相談しながら、今回の日程を決めました。
ゆうは心臓の手術が残っているので、その時期などもにらみながらの調整でした。

さて、入院すると、今はたいがい本人確認のため、腕や足にわっかをまかれます。

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こういうのです。バーコードですね。
(ちなみに、アンパンマンのような絵は、こちら側を手術するんですよー、というサイン。ゆうは左右両側でしたので、両方の足にかわいく書いてもらってました)


さっそく、付き添っていた妻が、バーコードを指さして、これは何かな~?と尋ねたそう。

↑ は間違いで、ゆうが自分からこのバーコードを指差したんだそうです(3/29追記)。

すると、すぐさまゆうは、手を宙に並べてなにやら弾きはじめました。
ん~、なんじゃ?と思ったけれど、どうやらそれはピアノを弾いているよう。
バーコードとピアノ。
鍵盤ですねえ。

思いもかけない方向から、納得できる見方を示してくれるゆうに、とてもびっくりさせられました。

+++
こちらが驚く様子を見て、にたーっと笑いかけ、また同じ仕草を繰り返していました。

どうも、本人もピアノじゃないのは承知の上で、似てるよねー、と言っているようにも思えます。いわゆる例えの表現でしょうか。
+++(3/29 追記)

ちょうど先週、音楽療法でピアノを弾かせてもらったので、印象に残っていたんでしょうか。

今、ゆうは、手話を覚えることに力を入れていて、だいたい100を越えるくらいできるようになりました。
同じ年くらいの子どもは、300近くの言葉をわかるそうですから、そこには追いつきませんが、いい線をいっているのではと思ってます。
むしろ、私ら親がついていけてない・・・
ということで、ちゃんと勉強せねば。
英語をマスターするのにも苦労してきましたから、新しい言語の習得は得意ではありません。
でも、やらねばなりませぬ。