シイタケ狩り
秋だ-、キノコだー!というわけで、こちらのきのこ園までシイタケ狩りに出かけてきました。
こちらのブログに書いているさまざまなイベント。私にとっても初体験のものが多いです。
今回のシイタケ狩りも生まれて初めて。
どんなもんでしょうか?
案内されたのは、森の中に広がるシイタケのほだ木、たくさんの原木。
木に埋め込まれたところから、ニョキニョキとシイタケが出てきています。
お店で見るシイタケは、かさが開いているものはあまり見かけないように思いますが、かさが開いているものの方がおいしいんですよ、とのお店の方のお話を受け、かさが開いたシイタケを、柄の根元から外していきます。
これがなかなか硬い。
収穫したシイタケは重さを量ってお金を払います。
園に設けられたテーブルで、獲れたてのシイタケをいただくことができます。
七輪の網にのせ、炭火でじわりじわりと焼くうち、シイタケの裏のひだひだに、うっすら出てくる水滴が「旨み成分」とか。
実は私、シイタケは苦手なのですが、私が知っているシイタケとはまったく別物の味と歯ごたえで、めちゃくちゃおいしい!
ピザや炊き込みご飯、きのこ汁もおいしくいただいたのですが、ゆうはそれらに目もくれず、シイタケを食べ続けていました!
さて、最近ゆうがハマっているのが妻の顔マネ。
すごい形相。
妻は「あたしこんな鬼ババか~い!」と言ってますが、ゆうはちゃんと観察しているようです。
さすが(笑)
この世の小さいもの
秋深まる日々、いかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの更新となりました。引き続きお付き合いください。
昨日は久しぶりに一家で週末を過ごしました。
雨の中、どやどやと真鶴へ。
漁港で、干物を作り、海の中のプランクトンを観察するというイベントです。
あいにくの雨、干物が乾かないということで、かますを二枚におろすことに。
漁協の方の指導のもと、私だけ(!)がせっせと10匹おろし続けました。
毎年、広島での釣りのあと、魚をおろす作業を見ていましたが、身にしみて大変さを感じました。腰も痛いです。
これからは、魚をおろせる人として、貢献したいと思います。
お昼は、近くの魚料理屋さんでお刺身や金目鯛の煮付けをいただき、午後からは顕微鏡で、港で採取した海水を観察しました。
花のようなプランクトン、ノクティルカシンテランス。
世の中の小さいものに心を留めれば、こんなに美しいものかとうっとり。
夢中になるあまり、ゆうはおそそうも。
そんなこともありますね。
「さかなはちいさいむしをたべておおきくなります。ゆうはアイスやパンをたべておおきくなります。」
ゆうの絵日記より
海と川や森、そして私たち人とどのようにつながっているかを感じた時間でした。
ありがとうございました!
大きな栗の木の下で
ゆうが通う聾学校の幼稚部では、季節に合わせて毎月の歌が決まっているそうです。
今月は「大きな栗の木の下で」。
小さい頃、私も歌いましたし、何となく今も振付を覚えています。
「帰り道に栗の木があって、ゆうにあれが歌に出てくる栗の木や!と言うねんけど、小さくてグッとこない。本当に大きな栗の木の下で、歌うのだ!」と妻が言い出し、見つけてきたのはこちらの観光農園。
完全予約制、朝10時半集合、さらに台風一過の栗拾い。
気合いを入れて出かけてきました。
生まれてはじめて、こんなに栗のイガが落ちているのを見ました。
ひとつのイガに1つ入っているのもあれば、3つ並んでいるものもあり、栗にも「筑波」や「国見」などいろんな品種があるようです。
素人には、見た目ではわかりませんが。
一般的に栗の木は虫に食われやすく、大きな栗の木はまれ。
こちらの農園でも樹齢20年ぐらいだそう。
柿などとは違い、毎年の収穫量にバラツキはないそうです。
小1時間、蚊と戦いながら、足でイガを開き、トングで栗をつまみ出しました。
拾い集めた栗は、水で洗っていただき、虫食いの穴がないかを簡単に見ていただいて重さを量ります。
我が家は、1.4キロほどの収穫でした。
台風一過で、真夏のような暑さでしたが、周りを見渡せば彼岸花が咲き、栗や柿、キウイが実り、すっかり秋のよそおいですね。
来月は体育祭。
滝行
私は今年厄年、そして今月誕生日を迎えます。
「厄年やし、今年は特別な誕生日プレゼントや!」と、妻に案内されたのがこちら。
「良妻が代わりに厄払い!」とのこと。
他にも参加者があり、住職から修行に向けての説明、勤行を受けた後、白い胴衣に着替えていざ滝へ。
私はゆうをおんぶし、沢を登って、滝つぼに向かいます。
ゆうとふたり、滝壺の間近で滝行を見ました。
前日の雨で水量が多いこともあり、声を出していないと息ができないほどだそう。
妻曰くストイックな体験だったとのこと。
ゆうと私は、目の前で滝に打たれるさまを見て、ただただ無事を祈るばかり。
滝に打たれ、少しは角がとれて丸くなるかと期待していましたが、むしろ心身ともにビルドアップしたようです。
来年に控えているゆうの心臓の根治オペが無事に終わることを、一家で祈願してきました。
私も、いつかは褌をしめて滝行したいと思います。
ステキなプレゼントをありがとうございました。
こちらは、アイスモリモリ食べてごきげんなゆう。
4歳の夏休み
8月は、ブログの更新が追いつかないほど、詰め込まれたプログラムで、週末は疲れ果てていました。
このブログは、同じような疾患を抱えたこどもを育てる方、私たちを日々支えてくれている友人へ書いていますが、なによりも、ゆうをいつも大切に思ってくれている、じいじばあばに向けた感謝のメッセージでもあります。
ゆうが生後まもなく緊急搬送され、手術を受け、突然宣告された病気や障害の数々。
どんな風に育っていくのか?
また私たち夫婦がどのように育てていくのか?
寄り添いながらも、不安に感じていただろうと想像します。
できることできないことは凸凹ですが、毎日できることが少しずつ増えていく、ゆっくりではあるけれど進んでいく、そんな日々を過ごしています。
4歳になったゆうの夏休みも、盛りだくさん。
こんなたくさんのことを体験したよ。
ゆうの中で何かがはじけることを願って。
この夏のいろいろな表情です。
〇親子料理教室
〇トリックアート展
〇舞台を見ました。
コンドルズ藤田さん、Coppelia Circusさんと☆
〇聴覚障害児のなかまと海でバーベキュー、スイカ割り
〇音楽ワークショップ
夏休みはあっという間に過ぎていき、今週から、ろう学校が始まります。
妻に言い渡された9月の行事をスケジュール帳に写していますが、
やっぱりハード(笑)
今年もヒロシマの夏
広島に出かけてきました。
CHARGEの会が、年に1回開催している「夏の集い」。
今年初めて、中国地方で開かれることとなり、広島に全国から患者と家族、専門家のみなさんが集まってくださいました。
私たち家族は、東京で参加してから3年ぶりの出席でしたが、CHARGE症候群を取り巻く新しい医療情報を知り、広島でのろう・難聴の子どもたちの放課後デイサービス、作業所の取り組みを聞いて、神奈川の現状と比べながら、いろいろ考えさせられる機会となりました。
ありがとうございました!
今年は、この「集い」をはさんだ日程で、昨年に引き続き、お友達と一緒に海釣りや宮島に繰り出しました。
去年と同じく、貸し切った遊漁船でおよそ1時間。
船がとまり漁場に着くと、それぞれが釣り糸を垂らします。
するとどうでしょう。
垂らしたそばから、魚が食いつく、まさに入れ食い状態。
私は、釣りがさほど好きではないので、ゆうの付き人兼撮影班として、船の上でのんびりするつもりでしたが、竿を入れたままにすると魚が釣れるため、見込みが外れて、船の上を右往左往し続けます。
釣り始めて2時間弱、息つく暇なく釣りあげた後、少しペースを落としながらも、お昼までの約5時間でご覧の釣果。
アジやタイは、刺身や塩焼きにしていただきました。うまし。
船頭さん、みなさん、ありがとうございました!
さて、夏の宮島。
暑すぎる、の一言でした。
けれど、広島を手話で現わす時は、鳥居を表現します。
つまり、ここ厳島神社の鳥居がモチーフなので、しっかり実物を見せねばなりません。
この暑さだと、ゆうもさすがにへばるかなあ、と心配でしたが、フェリーの港から厳島神社、宮島水族館まで、ひとりで歩ききりました。
おねえさんふたりと一緒だったので、ごきげんだったのかもしれませんが、それにしても体力がついた、強くなった。
鳥居を見ているような、いないような、ゆう。
お昼に豪華穴子天丼をいただき、元気回復したゆうは、瀬戸内の海と自然をまるごと再現した宮島水族館へ向かいます。
かきのいかだを上から覗き込む趣向。
ペンギンともふれあって、帰路に着きます。
そして、そのまま夜は、
18時プレイボール、広島対ヤクルトを観戦。
すごいスケジュールですよね。
昼寝もせずに、ゆうは興奮し通し。
センターの裏にあるスノーパークで雪遊び。
7回裏、赤一色のスタジアムで赤い風船を夜空に飛ばし、みんなで大盛り上がり。
実は、ヤクルトファンである私は、内心でチームの弱さをしみじみ感じつつ、ホテルへ帰りました。
広島を立つ前に、やはりこちらへ。
盛りだくさんで、あっという間の広島でした。
今日は8月9日。
いずれみんなで長崎にも行きたいですね。
値打ちがわかる人
森山開次さんをご存じですか?
日本を代表するダンサー、振付家の方だそうです。
私は知りませんでした。
ゆうと妻は、今日こちらの舞台に出かけました。
妻から「こうゆうのは、値打ちがわかる人だけで行きたいわ!」とぴしゃりと言われ、私ではなく妻の友人と一緒に観に行きました。
というわけで、私は読書しつつ、うたた寝しながら会場の外で待ちます。
舞台は70分。
ゆうはダンスの振付に合わせて、手を動かしたり、ツボで歓声をあげ、ずっと集中していたそうです。
「面白い」「すげえ」と盛り上がって、戻ってきたふたりとごきげんな息子でした。
めでたし、めでたし。
平和が一番です。
こちらは、ゆうのダイナミックなお絵かき。